329号線と高速が交差する交差点を南にちょっと下った道沿いにある居酒屋がいろり亭。ランチもやっていると店の前に書かれていたので寄ってみたのだ最初にこの店に入るきっかけだった。正直言って、店構えからして普通の居酒屋がランチもやってますよって感じでそんなに期待してた訳じゃないんだけど、その期待は嬉しくも全く裏切られた。こんなに美味い店が南風原にあるんだとちょっと感動した。何度か行くうちに南風原最強と言ってもいいかもしれない。
店は2階建てだけど、ランチは2階のみで階段を上っていくと普通の家の扉を開ける。中に入ると大きな窓が開放的な感じで居心地のいい雰囲気。オーナーが映画好きなのか、イージーライダーとか昔の映画のポスターが壁に飾ってあったりする。大きな窓からは、高速の南風原北インターが目の前に。眺めがいいわけじゃないけど開放感はある。日替わりランチメニューは680円で、この日は白身魚とチキンのデミグラソースの2種。他にちらし寿司780円や、予約しないといけないけど幕の内などもあるようだ。私は白身魚をチョイス。ニンニクバターと餡掛けのどちらかが選べるというので迷わずニンニクバターに。プラス100円で刺身つきにできるとあるのでそれにしてみた。思ったより早くでてきたお膳を見て、思わず、すごいなって思った。

料理はどれも美味い。単に美味いと言うだけじゃなくてきちんと仕事してるというかプロの味だなぁって感じさせてくれる味だと思う。メインの白身魚はふんわりとした小麦粉に包まれていて熱々で香ばしくも柔らかで美味い。あんかけの煮物は、鶏肉、かぼちゃ、ダイコン、里芋いづれもよく味が染みていて輪郭のはっきりとした味わい。揚だし豆腐も外側がかりっとしていて味もしっかりとついている。ソーメンはしっかりと冷やされているし、味噌汁には魚もはいっていてすごく美味い。100プラスで追加した刺身も新鮮で美味かったな。デザートに梨とオレンジ。これで680円は信じられないくらいレベルが高いね。おまけに飲み物つき。
デザート100円と言うのが気にはなっていたんだけど、スタッフがやってきてデザートはいかがですか？と聞くので、何ですかと聞いたらティラミスのクリームチーズケーキと言う。実はかなりお腹は一杯になっていたのだけど興味半分で注文してみた。これがまたすごくコクがあって美味い。これで100円とはすごいぞ。コーヒーもしっかりとしたコクのあるもので美味いし、ティラミスがよくあう。 と言うわけですごく満足。刺身をのぞけば680円でデザートを追加しても780円。こんな和食なランチはちょっとお目にかかれないね。ここの方はきちんと料理を学んだ方なんだろうなぁと思わせる味だった。

ランチの2回目。この日のメニューは、白身魚のニンニクバターかトマトソースと肉だんご煮込み。ニンニクバターは前回もあったのでこれは定番かもしれない。しかし肉だんご煮込みは限定10食と書いてあるし、どんなものだろと興味あったので注文してみることに。

でてきたのは前と同じく丁寧に仕事されたお膳。肉だんごがでかーい。箸をつけるとすごく柔らかい。食感はふわふわっとした軟らかさで肉だんごと言うより煮込みハンバーグのような感じでもある。最初は味が薄めかなと思うのだけど、ちょっと食べてるといい感じになる。これはかなりボリュームもあった。 他には、揚だし豆腐や、大根、里芋、豚肉、ちくわとかの煮物、味噌汁、フルーツがついて680円はやっぱり安いよなぁ。 食べる前に写真を撮ろうとしたら、女性のスタッフの方にこのブログ見ましたよと声をかけられた。(^^　まぁ、料理を写真に撮る人は増えたとは言え、まだまだ少数派だろうか？私の場合は、写真を撮るのは食事前のお祈りのようなものねと最近、みんな納得していたりする(^^; これは階段下にあるメニュー表。魚や豚のイラストが入っていて可愛らしい。多分このお店は常連やリピーターが多いのでこれでいいのかも知れないけど、メニューの書き方がちょっとそっけないので損してないかなぁとか思ったりする。肉だんご煮込みだって、他にもいろいろついてるんだしね。ちょこっとそいうのも書くとよさそうな気がするな。

ランチの3回目。ちょうど昼時なので店内は満席に近い状態だけど、カウンターに席を確保。 ここの日替わり定食680円は、美味い上に安い。この日は、白身魚の野菜あんorホワイトソース、チキンの照り焼き（限定15食）　まぐろ丼700　ちらしずし750が基本。まぐろ丼や限定のチキンにも心惹かれたのだけど、刺身セット1000円をオーダー。

お膳が目の前に運ばれてきた途端に、味噌汁のいい香りがしてくる。 魚は、グフン（タマンの1種）の姿作りに、マグロ、タコ、イクラが少々に、もう1種あったのかな？小鉢は、ゴーヤーと豚肉の煮物。これがまた美味い。それと油揚げとシメジと鶏。さらに、白身魚のムニエル にフルーツと飲み物。この白身魚のムニエルがすごく美味かった。皮の方はカリッとしていて身は柔らかく味付けもいい。刺身よりこっちの方がいいなぁと思ったくらいだった。

夜はどうだろうかと、4人でいろり亭へ。 金曜と言うこともあるかもしれないけど、2階も予約でいっぱい。でも、ちょうど1階の掘りごたつ式の座敷が空いていてラッキーだった。店員のシャツの胸にはbistroいろり亭と書いてある。確かに普通の居酒屋とは違うね。店内には新鮮な魚が並べられていたり、水槽には大きな海老とかもあって、期待はますます高まる。

突き出しからして、ちょっと普通とは違うよね。（左） 真ん中は、海鮮サラダ。これでハーフサイズなのだ。 右は、豚肉と豆腐のじゅうじゅう焼き。下から固形燃料で熱しながら食べるんだけど、味噌タレも美味かった。豚肉は茹でてあって柔らか。

左上は、リブロースだっけかな？のステーキ。ちょっと脂っぽかったけど、柔らかくてまぁまぁ。右上は海老とトマトとチーズのミルフィーユ仕立て。？これは食べなかったな(^^; ブリカマもほどよい塩がきいてて、焼き加減もいい。 右下は、豚の軟骨と筍のはさみ焼き。はさまってないけど(^^;　焼く時にはさんで豚肉の味を筍に移しているのかな。歯ごたえがよくて美味しかったなぁ。 牡蛎はと言うと、もう言うことありません。メニューの値段もどれもリーズナブルな感じだし、美味いし道理でお客がいっぱいな訳だ。

いろり亭の夜の2回目は、とある会食に呼ばれて行った。週末ともあってお店はいつもの満員状態。よく予約が取れたもんだなぁと感心。

大混雑してたので最初の料理が出てくるまでにちょっと時間はあったけれど、それも許容範囲内でその後は次々と料理がテーブルに並んだ。 突き出しもいつも工夫されているんだけど、今日はマグロの生春巻き。刺身の酢味噌和えも上品な味でなかなかいい感じ。

右上のは、エビ団子。切り分けてあるけど元はかなり大きめだ。エビがたっぷりと詰まっていて風味もいい。右下の牛肉のキムチ炒めは、私的にはもっと辛くてもいいけどビールが進む味だ。

魚のキノコの餡が載ったのも柔らかくてジューシーで美味い。緑のは削ぎ切りしたピーマンだけどこれもあっている。右のうちわエビは時価なんだけど、1400-2500円と書かれていた。どっちにしろ安いんじゃないかな。身がぷりぷりで美味い。これはあとで味噌汁にしてもらった。米茄子の田楽も工夫されている。ここの料理は洋を巧く採り入れた和だったりウチナー風だったりして楽しい。 右のは、最後に出してもらったうちわエビの味噌汁。出汁がしっかりと出ていてうまうまだね。 これだけ美味くて値段もリーズナブルなので人気なのは当然なんだけど、南風原の人はいいよなぁ(^^

おきぐるの以下の記事を編集しました。1/24のランチ　2/11の夜　4/3のランチ　1/24のランチ　2/11の夜

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いろり亭
住所:沖縄県島尻郡南風原町字宮平849-4
電話:098-888-5205
営業:ランチは14時半まで（loは多分14時）
ランチは月〜金までのようだ。

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