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ブログに掲載した記事の中からお勧め情報を整理し加筆訂正したものを掲載しています。

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さとうきび酢

kibisu.jpg さとうきび酢は、さとうきびのしぼり汁に酢酸菌と泡盛を加え発酵させ作る。泡盛のアルコール分がお酢に変化する訳だけど、泡盛のアルコールはすべて酢酸に変化しているのでアルコールは当然含まれてはいない。さとうきびの糖分は使わないので甘味のあるやさしい香のお酢になるのだ。

丸ごと搾るためには、砂糖を作るためのさとうきび栽培の倍以上の労力をかけている。さとうきび本来の力を引き出すためには、元のさとうきびの品質がとても重要だからだ。沖縄のさとうきび栽培の歴史の中でも甘味材料以外で使用されるのは初めてのこと。それが認められて、沖縄の産業祭りにおいて県知事賞最優秀賞を受賞。さらに沖縄県商工会連合会の最優秀書も受賞している。

お酢はもともと体にいいものだけど、他の食酢と比べて飛び抜けてカリウムの含有率が高いのが特徴。カリウムはナトリウムの排出を促し、血圧を下げる作用がある。「もりのや」の女将の八幡さんは、毎日ちょっとづつ飲んだら1か月で血圧が正常値にもどって医者にびっくりされたそうだ。

全国的にはもろみ酢が人気だけど、もろみ酢は慣れないと飲みにくいので、黒糖やフルーツをいれたりと工夫したものが多い。さとうきび酢はそのままでも抵抗なく飲めるし、料理にも使えるというのがいい点。

沖縄県産の素材にこだわったイタリア料理を創作するてだこ亭ではバルサミコ酢を全面的にさとうきび酢に切り替えてしまったそうだ。やんばる産地鶏と宜野座のジャガイモのイタリア風煮込みは絶品。

薬膳料理で県知事賞を受賞した那覇市前島にある拓洋の長濱民子さんが作るさとうきび酢ドレッシングによる自家製ベーコンとハンダマーのサラダは何度食べても新鮮な感覚。鍋物のぽん酢もさとうきび酢にかえてから、大評判だそうだ。

さとうきび酢は、サイズは3種類あるのでお試しなら50mlのサイズが適当だし、同じサイズで沖縄特産のコーレーグースの入ったこーれーぐー酢もある。コーレーグースは泡盛に漬け込んだのが一般的い売られていたりするけれど、昔は酢の方が多かったそうだ。これは餃子のタレなどに使うととてもいい味になるし、豚骨ラーメンのような脂っこいものにいれてもまろやかになっていい。酸辣湯に使うと上品な味にもなるね。

詳しくは、たまぐすくのサイトへ。もちろんショッピングも可能だ。

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