玉家は、大里にあるそば専門店。同じ通りで与那原に近い所に2号店があり、それぞれ定休日が違うのは助かることがある。本店は月曜定休で2号店は火曜。最近は浦添にも店名は違うが3号店もできたようだ。ここは、亀濱製麺を使っていて、麺を寝かせる専用の冷蔵庫も持っているそうだ。亀濱の麺を使う店はここ最近急に増えたのだけど、ここはそれらの店の中でも麺も出汁も一歩飛び抜けていると思う。

初めて訪れた時は、お昼をすました後だったのでソーキの小を注文。小とは言え、なかなかのボリューム。ふたりでひとつを頼んだら、スープとかまぼこを一枚入れた丼を出してくれた。ちょっとした気遣いだけど嬉しい。お腹空いてないという娘だったけど、見るなりそばいれてちょうだいと言い出し、うまそうに平らげてしまった。もちろんソーキも。 確かに出汁が美味い。甘味とコクがあってあっさりとしている。 ソーキがまた美味い。味がしっかりとついているにもかかわらず、スープを邪魔しない味付けなのだ。 スープを邪魔しないようにと別皿にする店もあるけれど、そもそも邪魔にならない味にするという方が正しいと思う。左上の写真は、後日食べた大600円。小500円。他に特700円もある。
大将とお父さんのように見える男性他、奥さんかな？や女性スタッフがカウンターのなかできびきびと注文をこなしていくので注文してからでてくるまで、とても早く見ていて活気があって気持ちいい。カウンターにはフーチバーが置かれてあり、好みで自由に入れることができる。ただ二日酔いの時は薬になるから入れたいと思うのだけど、普段ならこの澄んだ出汁の邪魔をするから私は入れたりしない。それはコーレーグースも同じ。

これは、2号店の三枚肉そばの大500円。 一口汁を飲んであれっっと思ったのは前に食べた時よりちょっと味が濃い目だったから。でも、塩辛い訳ではなくて甘みのあるすっきりとした出汁で最後までするっと食べてしまえるのはさすがだ。 麺はもう少し固めの方がいいかなとは思うけど、本店とはやっぱりちょっと違うのかも。 本店で見たことのある若い人がいたのでひょっとしたら息子さんかもしれない。

私の場合、美味いそばを食うと、食ったすぐあとからもう一杯食べたくなっちゃうんだけどここのそばはまさにそれ。 次に美味いそばだと30分くらいしてからまた食べたくなる。好みじゃない場合は、しばらくは胃の中に麺が残ったような気になるか、或いは途中でギブアップしそうになるのだ。

その後、本店で三枚肉を食べた時に気づいたのだけど、三枚肉とテビチはそれぞれ200円と150円の単品もある。そこで三枚肉大500円とテビチを注文したのだけおど、650円で三枚肉テビチそばのできあがりだ。 テビチはやはり別皿で食べた方が食べ易いしその方がいいかもしれない。やっぱりここのそばは、亀濱の麺を使う店では一段秀でていて美味い。個人的にはもちっと麺は固めでもいいんだけど、しっかりとした歯触りと食感がとてもいい。三枚肉の味付けも控えめでちょうどいいし。 テビチもプルプルで柔らかく食べごたえもあって美味い。

そば処　玉屋 住所：〒901-1204　南城市大里稲嶺57番地 電話：098-946-8885　営業：11：30〜　売りきれごめん　定休：月

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