沖縄では、うどんも蕎麦もメジャーじゃないので選択肢は極めて少ないとしか言えない。大阪生まれの私としてはうどんが少ないのは寂しかったりする。

沖縄では、うどん屋は昔から少ないのは、沖縄そばとの競争がしにくいのかもしれない。沖縄そばは、うどんとは違うものではあるのだけど、うどんのようだよねって言う人が多いのは事実だ。うどん屋で最近気に入っているのは、宜野湾の住宅街にできた正太屋（住所:〒901-2223　宜野湾市大山6-38-2　営業:11:3015:00（売切れ次第終了）定休:月、火）かな。まだオープンして間もないのだけど今後が楽しみな店でもある。

ここの温玉しょうゆうどんは、半熟玉子を崩して、特製醤油だれをほんのちょっとかけていただくのだけど、麺の味がよく分かって美味い。醤油はちょっぴりで十分だと思うので、食べる時はちょっぴりかけてから味を確かめた方がいい。食べ終わるちょっと前にうどん出汁を蕎麦湯のように出してくれるのでそれを、丼にいれると、鰹節や醤油だれとあわさってとてもうまくなる。ゆでたてうどん　正太屋
住所:〒901-2223　宜野湾市大山6-38-2　営業:11:3015:00（売切れ次第終了）定休:月、火　（月見うどん / 温玉しょうゆうどん / カレーうどん）閉店しました。

讃岐うどんと言えば牧港のイバノの近くにある讃岐うどん要（住所:浦添市牧港1339番地　田中ビル101　電話:098-874-2080 　営業:平日・土10:30〜26:00　日10:30〜20:30）も最近できた店。ここはオーダーの仕方がちょっと変わっていて最初は戸惑うかもしれないので壁のメニューをよく見てから注文した方がいいと思う。天ぷらなどトッピングは、はなまるのようにいろんなメニューがあるので選ぶ楽しさがある。讃岐うどんにしては麺はかなり柔らかめなような気がする。とは言えまだ1度しか行ってないので何とも言えないかも。リーズナブルだしこんどは、おろしかぶっかけを試してみることにしようと思っている。

うどんのちくりんは、コザのピラミッドの斜め向かいにある関東風のうどん店。開店してもう2年になるそうだけど、最近この店に気づいた。メニューを見るといろいろとバリエーションもあるようだ。かけは450円。かしわ600円。かしわと言う言葉を聞くのは懐かしい。鶏肉のことだけど余り関東では使われない。注文した天ぷらどんは、大根おろしが載っていて、ネギは別皿。出汁は、関東風よりはやや薄めの色で味もあっさりで甘め。麺はやや細めで柔らかめだけどコシはしっかりしていて美味い。捏ね伸し切りは手作業だそうだ。てんぷらは揚げたての海老が2本とキス。からっとあがっていてとても美味い。キスを食べる頃には、キスはもう汁に溶けそうな感じだったけど、油がいいのか汁と合わさっても油臭くなったりはせずに出汁にコクがでて最後まで飲み干すことができた。よくない油だと食べたあとに胸焼けしたりすることがあるけどそれは全くない。次回は冷たいうどんを食べてみよう。この麺は冷たい方がきっと本領を発揮しそうな感じもする。

うどんのちくりん
住所:沖縄市園田1　電話:098-930-0960　営業:11:3019:00（売り切れ次第閉店）　定休:木　閉店しました。

南風原と那覇のジャスコにあるはなまるはファーストフードタイプのうどん屋だけど安くて比較的美味いうどんを食わせてくれると思う。最初は国際通りにもあったのだけど、いつのまにか閉店してしまったのはちょっと残念ではある。ここは、素うどんの小がなんと105円と安い。素うどんとは言え、ネギは一応載せてくれるし、天かす、鰹節、ゴマや生姜、ワサビなどは無料。しかし、キツネうどんとかにすると300円近くに一気に高くなるのはちょっと納得がいかない気はする。カレーにワカメやとろろ昆布とか5種類から選べるうどんがついてるセットは499円で、お得でボリュームはあるね。

那覇松山に、織田屋（住所:那覇市 松山 2-10-13　電話:098-869-7531　営業:11:00 〜 22:00　定休:日・祝祭・旧盆 ）と言う店がある。追加1玉は無料なので、うどん好きには嬉しいサービスだろう。普通の1玉でも割とボリュームはあると思う。出汁の味は悪くないのだけど、麺がかなり柔らかめなのが残念で余り好みではない。写真はてんぷらキツネうどんで800円。2玉入りでもこの値段だとお腹減ってる時にはお得ではあるね。閉店しました。
沖映通りにある麺ぼう（那覇市牧志2-16-9 098-861-2818 　11:30 〜 21:00　年中無休）も確か手打ちの讃岐うどん店で最近は行ってないが美味しかった覚えがある。あと名護市内の入口にある手打ちうどんのめんくいの新ちゃん（住所 :名護市字世冨慶9 　電話: 0980-53-4062 　定休:木）もなかなか美味かったと思う。ここには蕎麦もある。

美味い蕎麦屋も沖縄には少ないし、昔から店自体が少ないという事情もある。これもやっぱり沖縄そばが圧倒的に強いというのと味的に沖縄では余り好まれないという事情もあるのだろうか。それと値段の割には余り満腹感が少ないと言うのもあるかもしれない。でも時々無性に日本蕎麦も食べたくなるからやっかいだ。

美濃作のざるそば

昔からある店としては、那覇の美濃作（那覇市久茂地3-8-1　電話:098-861-7383　営業:11:00〜22:00、日祝は21:00まで　定休: 月・第4日曜）が有名で月桃そばもあったりする。味的にはそんなに特筆するものではないと私は思っていたりする。近くの国際通りには、更科（那覇市久茂地3-5-14 2F　電話:098-869-9008　11:00〜22:00 　定休:第4水 ）と千寿庵（住所:那覇市久茂地3丁目29-67-1F　電話:098-868-1358 ）があるがどちらも似たような感じの蕎麦屋。蕎麦ではないけど千寿庵の天ぷらカレーうどんは割と美味かったような憶えはある。

そばtoすば（住所:那覇市久茂地3-29-24　電話:098-864-1223　営業:11:30〜15:30　17:00〜22:00　定休:火曜）は、割と好きな店。そばは日本蕎麦のことで、すばは沖縄そばのことで、つまりは、両方出す店。 沖縄そばは、宜野座のじゃがめんを使っていて、じゃがいもを練り込んだ麺で、独特の食感がある。 この店、基本的には和風でちょっとした庭もあるのだけど、洋風テイストの内装でジャズが流れていたりする。蕎麦も美味く、てんぷらそばもなかなかいける。
永いこと行ってないのだけど、泉崎ロータリーのところにある寿利庵（じゅりあん・住所:沖縄県那覇市久米1丁目1-1　電話:098-862-6978 ） は、やや無愛想な職人気質のお兄さんが一人でやっているんだけど、ここの蕎麦はとても美味かった。ここに書いた店の中では一番じゃないだろうか。店の名前はとてもベタな感じなのだけど、蕎麦は美味い。古島の田そばの近くにある唐津屋（住所: 那覇市古島1丁目1-14-301 電話: 0120-08-2630）も永いこと行ってないがまだあるんだろうか？1度しか入ったことがないので記憶は余りないんだけど。近くを通ったら見つからなかったので閉店したようだ。

若狭十字路近くの松山うどんは、一時よく通っていた。と言うのも飲んだあとのシメにちょうどいいのだ。一見立ち食いそば風なんだけど、そばもしっかりとしていて特におすすめは天ざるで、揚げたての天ぷらが豪華で天つゆもちゃんと別に出てくる。大盛りにすると100円増しの1000円もとてもリーズナブルだと感じさせてくれるものだ。ここにはうどんもあるけどお勧めはやはり蕎麦の方だと思う。

追記（おきぐるの記事）
那覇の寿利庵、嘉手納のせい家、コザのきく石、恩納村の桃香、中城の和風亭、本部の新富

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