私のいた会社はカジュアルウエアの企画製造販売を一貫しておこなうSPAで全国にショップが北海道から沖縄まで40店舗ありました。私はウエアのグラフィックデザインのディレクションを行ないながらデザインも数多く制作しました。販売用のみならず販促用や企業からの依頼でのTシャツ制作等です。

ifcoにはイレストレーターとして採用されたので数々の作品を作りました。依頼に応じて多彩な画材を使って様々なタッチのものを作ります。

これは、スペインの母親と西表ヤマネコの父親の間にうまれたチューロスです。カピタンチューロスエアボートサービスの機長（カピタン）でもあります。Tシャツ、ジャケットなどのウェアやバッグ等の雑貨、ステッカーやPOSTCARDなど幅広く展開しました。

沖縄初の本格的なスペインレストランをオープンさせたのは、1986年頃でした。当時はまだ海辺のレストランは少なく北谷の住宅街の外れにある白いスペイン風の建物は評判になりました。ただ私達の会社では飲食事業は一からのスタートだったために軌道に載せるまでは苦労の連続でした。1階は、アパレルと雑貨のショップで複合店舗の形態。雑貨はのちに隣の物件を借り、スペインを中心とした輸入雑貨と家具の店Sala de Maria（サラ・デ・マリア　マリアの部屋と言う意味）として独立させました。この店舗の内装やペイントは私が一人で1週間程かけて行なった思いでがあります。自らバイイングも手掛けコアなお客様にも愛された店でした。

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